この投稿は、『~兵庫高齢者特化型の介護予防・転倒予防~訪問リハビリ整体院リ・サンテ宝塚』が高齢者のリハビリテーションに従事する医療従事者の方や、高齢者の転倒・介護予防に興味がある方に向けエビデンス情報を発信します。少しでも皆様のお役に立てればなと思っています。
認知症は運動障害を伴い、上肢・下肢の筋力低下、 転倒の増加など、機能の身体的要素の減少がみられ生活の自立度が低下し、『転倒後の怪我』、『施設収容』、『入院』、『病変』、『死亡リスク』は増加します。
しかし認知症は進行を遅らせることができ、また発症を予防することができると言われています。
皆さんは1日に何時間歩いていますか?
車や公共交通機関の利用、座っている時間が長くなっていませんか?
今回は、「日本人高齢者における歩行時間が認知症発症へどのような影響を及ぼすのか?」についてと言うテーマでお送りしていきたいと思っています。
日本人高齢者における歩行時間が認知症発症へどのような影響を及ぼすのか?
本日紹介する論文
研究の目的
日本人高齢者における中年期以降の歩行時間の変化と認知症発症との関連を検討すること。
対象
●大崎市に居住
●年齢:65-92歳(平均年齢は74.6歳)
●障害のない日本人6,909人(男性3,071人、女性3,838人)
方法
研究方法:コホート研究(一定期間集団を観察し病気の発症など健康状態の変化を追う研究)。
●1994年と2006年の両年において、個人の1日当たりの歩行時間を自己報告式の質問票を用いて評価。
●認知症発症に関するデータは、介護保険のデータベースから取得。
●参加者に5.7年間(2007年4月から2012年11月まで)追跡調査を行う。
結果
男女間や年齢層の影響はなく、より活動的な状態を維持した群(「1時間/日以上→1時間/日以上」)においてのみ、有意にリスクが低下していることがわかった。
中年期から高齢期にかけて、歩く時間を増やし続けた人にのみ、認知症のリスクが低かった。
中年期以降もより高い身体活動レベルを維持することが、高齢期の認知症予防の重要な戦略である可能性がある。
まとめ
今回は、歩行時間と認知症発症の関係についての研究をご紹介させて頂きました。
この報告では『中年期以降も歩行時間を長くしている人(1時間/日以上)においてのみ、認知症リスクが低くなる』と言う結果になっています。
皆さんは最低でも1日1時間以上歩いていますか?
車や公共交通機関が発達し歩く時間が減っていませんか?
少しでも心当たりがある方は、最低でも1日1時間をできるだけ毎日歩く事を心掛けて頂き、将来生じる可能性のある認知症リスクを少しでも予防して頂けたらと思います!
兵庫県宝塚市の訪問リハビリ整体 リ・サンテとは
訪問リハビリ整体リ・サンテは、兵庫県宝塚市にオープンした地域の高齢者を始め様々な方に密着し転倒予防や介護予防を目的とした自宅訪問型のリハビリ整体です。
当整体院では兵庫県宝塚市の高齢者の方を始めとし、介護予防、転倒予防、体のケアを目的に筋力やバランス能力向上、動作指導を行う自費(保険外)のリハビリ訪問整体です。
自宅を訪問させて頂き病院で行われるリハビリと整体院で行われる施術の要素を併せ持つ生活に密着した‟業界初の生活圏全般をサポートする”整体院となっています。
訪問リハビリ整体リ・サンテには医療機関で高齢者の身体を回復させるためのリハビリに従事し、高齢者のフレイル対策や介護予防、転倒予防の研修を受けた理学療法士(国家資格)の資格を持ったスタッフが在籍しています。
ここで培った知識を生かし、高齢者の介護・転倒予防、運動不足解消を目的に自宅を訪問させて頂き、高齢者一人一人の身体の状態を把握し完全個別式のリハビリ&整体サービスを提供しています。
当整体院では単なる『マッサージ』や『筋力トレーニング』だけで終わらず、最新の予防医学をもとに個人個人のお身体に合わせたプログラムを作成し60分間完全マンツーマンで施術させて頂きます。
※お身体の関節や筋肉の状態、バランス能力を数値化し、そのデータは後日グラフを作成しお渡しさせて頂きお身体についてお伝えさせて頂きます。
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