変形性股関節症はどんな特徴があるの?

一般向け

この投稿は、~兵庫高齢者の介護予防・転倒予防特化型~ 訪問リハビリ整体院リ・サンテ宝塚』がいつまでも自分の足で歩き、元気に生活をしたい!と本気で思っている皆様にお身体について知らないことや気付いていないこと、運動方法や生活でのアドバイスとなるような情報を発信します。

今回は、「変形股関節症はどんな特徴があるの」と言うテーマでお伝えします。

よくテレビなどで聞いたりするけど実際どうなの?と疑問はないですか。

そこで今回は、変形性股関節症についてを研究報告や医学書籍をもとに高齢者の方でも分かりやすく簡単にご紹介させて頂きます!

変形股関節症とは

股関節は脚と体を繋いでいる関節であり、膝関節に次いで負担がかかりやすい関節となっています。

では変形性股関節症について述べていきます。

変形股関節症の特徴

変形性膝関節症と同様に関節軟骨の退行性変化をきっかけに股関節の関節破壊や変形をきたす疾患です。

近年では軟骨だけではなく、骨、靭帯、滑膜、筋肉、神経が発症から進行までに絡み合って関与するとされており、さらに炎症が関与していると言われています。

生涯で4人に1人がこの疾患を発症する可能性があると言われています。

変形性膝関節症についてはこちら

好発年齢:40~50歳以上の中高年~高齢者の女性に多いとされています。

【男女比1:1~4】

変形性股関節症1次性のものと2次性のものに分けられます。

1次性

原因疾患が明らかではないが、重い物を持つ仕事や肥満、加齢に関連していると言われており、15%を占めます。

2次性

何らかの疾患や病態に続発する2次性に分けることができ、日本では2次性の発症率が80%と大半を占めています。

2次性の要因は寛骨臼形成不全発育性股関節形成不全による、股関節の亜脱臼や脱臼によるものが多いとされています。

症状

症状は痛み関節の可動域制限跛行関節の変形があります。

痛みについて

歩き始めの痛み荷重時痛が特徴的です。

進行に伴い、痛みが持続的に出現し安静時や夜間時にも痛みを認め生活の質が低下します。

更に痛みにより長時間歩く事や立つこと、台所仕事などの主婦労働に支障をきたします。

関節可動域制限について

進行するにあたり、靴下を履くことや足の爪切り、しゃがみ込みと言った日常生活に大きな影響が出現します。

関節変形について

関節軟骨や軟骨下骨の摩耗が局所的に生じると関節の変形が起こります。

症状が進行すると、足を曲げることや、足を外に開くことができなくなります。

脚長差を認めることも多く、歩行や姿勢に影響しさらなる悪影響を及ぼします。

岡庭 豊:病気が見えるvol.11運動器・整形外科 医療情報研究所.2021.1.25から画像引用

跛行

関節の変形による脚長差や痛みや関節可動域制限により跛行が出ます。

痛みを回避するためにお尻が引けたり、お尻が左右に揺れるトレンデレンブルグ歩行と言った跛行が見られ、これが続くと更にお尻周りの筋力(大殿筋や中殿筋など)が低下します。

岡庭 豊:病気が見えるvol.11運動器・整形外科 医療情報研究所.2021.1.25から画像引用

運動は効果があるのか

変形性膝関節症と同様、運動療法は効果的とされています。

筋力強化と柔軟性、有酸素運動の組み合わせを含むプログラムは一般的な活動(ウォーキングなど)よりも痛みに有効とされています。

まとめ

股関節症は膝関節症と同様に症状が進行するにつれて歩行速度の低下や行動が制限され生活の質や活動範囲が狭まり介護が必要になる可能性があります。

更に股関節の痛みを庇うような歩き方を続けていると逆の股関節や膝関節の変形をきたすことも多くあるため、痛みが出た際は受診などを進めます。

疼痛が増加すると『股関節を内に捻る』ことや『曲げすぎる』ことで、脱臼するリスクを伴う人工骨頭全置換術と言う手術を行う場合も多くあります。手術後はリハビリ病院でリハビリを行なう必要があります。

運動を行っていない人はまず、1度自分のお身体と向き合い、転倒予防のために運動を行って頂き、活き活きした生活をお送りください!

参考文献

・岡庭 豊:病気が見えるvol.11運動器・整形外科 医療情報研究所.1.25.2021

・井樋 栄二ほか:標準整形外科学第14班 2020.01

Hernandez-Molina G, Reichenbach S, Zhang B, Lavalley M, Felson DT: Effects of Therapeutic Exercise for Hip Osteoarthritis Pain: Results of a Meta-Analysis Arthritis &Rheumatism(Arthritis Care & Research) 2008;59:1221-28.

Jorge Hugo Villafañe:Exercise and osteoarthritis: an update.Journal of exercise rehabilitation 14 (4), 538, 2018

兵庫県宝塚市の訪問リハビリ整体 リ・サンテとは

リハビリ整体リ・サンテは、兵庫県宝塚市にオープンした地域の高齢者を始め様々な方に密着し転倒予防介護予防を目的とした自宅訪問型のリハビリ整体です。

当整体院では兵庫県宝塚市の高齢者の方を始めとし、介護予防転倒予防体のケアを目的に筋力やバランス能力向上、動作指導を行う自費(保険外)のリハビリ訪問整体です。

訪問リハビリ整体の特徴は

自宅を訪問させて頂き病院で行われるリハビリと整体院で行われる施術の要素を併せ持つ生活に密着した業界初の生活圏全般をサポートする”整体院となっています。

訪問リハビリ整体リ・サンテには医療機関で高齢者の身体を回復させるためのリハビリに従事し、高齢者のフレイル対策介護予防転倒予防の研修を受けた理学療法士(国家資格)の資格を持ったスタッフが在籍しています。

ここで培った知識を生かし、高齢者の介護・転倒予防、運動不足解消を目的自宅を訪問させて頂き、高齢者一人一人の身体の状態を把握し完全個別式のリハビリ&整体サービスを提供しています。

当整体院では単なる『マッサージ』や『筋力トレーニング』だけで終わらず、最新の予防医学をもとに個人個人のお身体に合わせたプログラムを作成し60分間完全マンツーマンで施術させて頂きます。

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