脳卒中後、「立ち上がり練習」がなぜそんなに大切なのか?

兵庫県宝塚市を中心に訪問リハビリ整体を行う『リ・サンテ宝塚』では、脳卒中(脳梗塞・脳出血)の後遺症や、骨折・人工骨頭の手術後、あるいは慢性的な腰痛に悩む方へ、質の高い自費リハビリを提供しています。
この記事では、医療従事者も重視する最新のエビデンス(科学的根拠)に基づき、高齢者の転倒予防や自立支援に役立つ情報をお届けします。

脳卒中後の利用者様やご家族から、

  • もっと歩く練習をした方がいいのでは?
  • 立ったり座ったりの練習ばかりで意味があるの?
  • 退院後も歩行を改善する方法はある?

といったご相談をいただくことがあります。

確かに、脳卒中後のリハビリというと「歩く練習」が重要だと思われがちです。

しかし実は、歩行能力の改善には「立ち上がり動作」が深く関係している可能性があります。

今回ご紹介する研究では、脳卒中後の方に対する「立ち上がり練習(Sit-to-Stand Training)」の効果について、世界中の研究をまとめて分析しています。

その結果、

  • 立ち上がり能力
  • 歩行能力
  • バランス能力
  • 下肢機能

の改善につながる可能性が示されました。

この記事では、研究内容をできるだけわかりやすく解説しながら、

  • なぜ立ち上がり練習が大切なのか
  • 歩くこととどのような関係があるのか
  • 脳卒中後のリハビリで理学療法士は何を見ているのか

について、詳しく解説します。

脳卒中後のリハビリでお悩みの方や、ご家族のサポートをされている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

脳卒中後、「立ち上がるだけ」がなぜそんなに大切なのか?

脳卒中後は、

  • 片麻痺
  • 筋力低下
  • バランス障害
  • 感覚障害
  • 姿勢制御低下

などが起こりやすくなります。

その結果、

  • 椅子から立てない
  • 歩き始めが怖い
  • 転倒しやすい
  • 外出できない

といった問題につながります。

しかし“立ち上がる”という動作には、

  • 筋力
  • バランス
  • 麻痺側への荷重
  • 体幹機能
  • 感覚入力
  • 脳の運動学習

など、多くの能力が関係しています。

つまり立ち上がりは、

「歩くための土台」

とも言える非常に重要な動作なのです。

この研究は何を調べたのか?

「脳卒中後の立ち上がり練習」は本当に効果があるのか?

今回紹介する研究の目的は、

「脳卒中後の立ち上がり訓練が、身体機能や日常生活能力を改善するのか?」

を明らかにすることでした。

脳卒中後は、

  • 麻痺側に体重を乗せられない
  • 前へ重心移動できない
  • 立った瞬間にふらつく

などが起こりやすくなります。

その結果、

  • トイレ動作
  • ベッド移乗
  • 車の乗り降り
  • 外出

など、生活全体に大きな影響が出ます。

つまり、

「立てない=生活の自由が減る」

ということでもあるのです。

どんな方法で研究されたのか?

世界中の研究をまとめた“信頼性の高い研究”

この研究は、

  • システマティックレビュー
  • メタアナリシス

という方法で行われました。

簡単に言うと、

「世界中の研究結果を集めて分析した研究」

です。

単独研究では、

  • 人数が少ない
  • 病院による差がある
  • 偶然の影響を受ける

などの問題があります。

しかし複数研究を統合すると、

「現在わかっている脳卒中リハビリの効果を、高い精度で分析できる」

という大きなメリットがあります。

そのため今回の研究は、非常に信頼性が高いと考えられます。

どんな脳卒中患者さんが対象だったのか?

片麻痺や歩行障害がある方が中心

対象となったのは、脳卒中を発症した成人です。

脳卒中には、

  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • くも膜下出血

などがあります。

多くの対象者は、

  • 片麻痺がある
  • 歩行が不安定
  • バランスが悪い
  • 日常生活に介助が必要

という状態でした。

つまり、

「退院後に生活で困っている方」

に近いケースが多かったのです。

これは兵庫県の宝塚市・西宮市・伊丹市・川西市周辺で、自費訪問リハビリをご利用される方にも非常に多いケースです。

実際にどんな“立ち上がり練習”をしたのか?

ただ立つだけではなく、脳卒中後に合わせた工夫がされていた

介入の中心は、

Sit-to-Stand Training(立ち上がり訓練)

です。

内容は、

  • 椅子から立つ
  • 座る
  • これを繰り返す

というシンプルなものです。

しかし研究では、さまざまな工夫がされていました。

繰り返し練習で“脳の再学習”を促す

多くの研究では、

  • 10回×3セット
  • 20〜30回反復

など、反復練習が行われていました。

脳卒中後は、

「繰り返すことで脳が学習する」

と考えられています。

これを、

「神経可塑性(しんけいかそせい)」

と言います。

つまり、

「正しい動作を何度も繰り返す」

ことが非常に重要なのです。

麻痺側へ体重を乗せる練習

脳卒中後は、

「麻痺側に体重を乗せるのが怖い」

という方が非常に多いです。

その結果、

  • 健側ばかり使う
  • 麻痺側がさらに弱くなる
  • バランスが崩れる

という悪循環になります。

そのため研究では、

「麻痺側にしっかり荷重しながら立つ」

練習も多く取り入れられていました。

これは歩行能力改善にも非常に重要です。

椅子の高さを調整して難易度を変える

椅子が低いほど、立ち上がりは難しくなります。

なぜなら、

  • 股関節
  • 膝関節
  • 足関節

を大きく曲げる必要があり、筋力やバランス能力も必要になるからです。

そのため、

  • 最初は高い椅子
  • 徐々に低くする

という段階的な方法が多く使われていました。

これは実際の自費リハビリ現場でも非常に重要な考え方です。

“速く立つ”練習で転倒予防につなげる

一部研究では、

「できるだけ速く立つ」

練習も行われていました。

これは、

  • 反応速度
  • 瞬発力
  • 姿勢制御

を高める目的があります。

脳卒中後や高齢者では、

「反応の遅れ」が転倒につながりやすい

ため、非常に重要です。

通常のリハビリと比べてどうだったのか?

立ち上がり練習を追加すると改善が大きかった

比較対象としては、

  • 通常リハビリ
  • 歩行訓練
  • バランス訓練
  • ストレッチ

などが使われていました。

その結果、

「立ち上がり練習を追加した方が改善が大きい」

可能性が示されました。

歩行・バランス・日常生活動作まで改善する可能性

立ち上がる能力が改善した

最も改善が大きかったのは、

「立ち上がり能力」

です。

立ち上がりには、

  1. 身体を前へ倒す
  2. お尻を浮かせる
  3. 足で支える
  4. バランスを安定させる

という複雑な動作が必要になります。

脳卒中後は、

  • 前へ重心移動できない
  • 麻痺側へ荷重できない
  • 立位でふらつく

などが起こりやすくなります。

立ち上がり練習は、これらを改善する重要な練習なのです。

歩行能力も改善した

興味深いことに、

「歩行能力の改善」

も認められました。

これは、

  • 麻痺側への荷重
  • 片脚支持
  • 体幹制御
  • バランス能力

など、立ち上がりと歩行に共通する能力が多いためです。

つまり、

「立つ練習が、歩く練習にもなる」

可能性が示されたのです。

バランス能力も改善した

立ち上がりでは、身体の重心を大きく動かします。

そのため、

  • 姿勢制御
  • 荷重調整
  • 体幹機能

などの練習にもなります。

脳卒中後は、

「転倒が怖い」

ことで活動量が低下し、

  • 筋力低下
  • 廃用症候群
  • 外出減少

という悪循環に入りやすくなります。

立ち上がり練習は、その悪循環を断ち切る可能性があります。

日常生活動作(ADL)も改善した

ADLとは、

  • トイレ
  • 更衣
  • 移乗
  • 起き上がり

など、日常生活動作のことです。

立ち上がり能力が改善すると、

  • トイレ動作が安定する
  • ベッド移動しやすくなる
  • 外出しやすくなる

など、生活の質向上につながります。

つまり、

「立ち上がり練習は、生活に直結するリハビリ」

なのです。

この研究の限界とは?

“最適な方法”までは完全にはわかっていない

今回の研究には、

  • 練習方法の違い
  • 椅子の高さの違い
  • 重症度の違い

などの限界があります。

つまり、

「どの方法が最も効果的か」

までは、まだ完全には断定できません。

しかし全体として、

「脳卒中後の立ち上がり練習は有効な可能性が高い」

ことは強く示されました。

兵庫県の自費リハビリで重要なのは“なぜ立てないか”を分析すること

「筋力だけ」の問題ではない

一般の方は、

「立てない=筋力不足」

と思われがちです。

しかし実際には、

  • 感覚障害
  • バランス障害
  • 姿勢制御低下
  • 麻痺側への恐怖心
  • 注意障害

など、多くの要因が関係しています。

そのため理学療法士は、

  • 椅子の高さ
  • 足の位置
  • 荷重方法
  • バランス戦略
  • 自宅環境

などを細かく分析しながら介入しています。

特に兵庫県の自費リハビリでは、

「病院ではできない生活場面での練習」

が非常に重要になります。

兵庫県の自費リハビリで“退院後の継続リハビリ”が重要な理由

脳卒中後の回復では、

「適切な動作を、適切に反復すること」

が非常に重要です。

しかし実際には、

  • 外来リハビリ終了
  • 介護保険だけでは不足
  • 練習量が減る

という方も少なくありません。

だからこそ近年、兵庫県でも、

  • 自費リハ
  • 保険外リハビリ
  • 自費訪問リハビリ

への注目が高まっています。

特に、

  • 「もっと歩けるようになりたい」
  • 「転倒を減らしたい」
  • 「麻痺側をもっと使えるようになりたい」
  • 「病院退院後も改善を目指したい」

という方には、自費リハビリが有効な選択肢になる場合があります。

このようなお悩みの方におすすめです

  • 脳卒中後に歩行が不安定
  • 椅子から立つのが怖い
  • 麻痺側に体重を乗せられない
  • 転倒が増えてきた
  • 退院後にリハビリ量が減った
  • 介護保険だけでは物足りない
  • 宝塚市・西宮市・伊丹市・川西市周辺で自費リハビリを探している
  • 実際の自宅環境で練習したい

兵庫県宝塚市・西宮市・伊丹市・川西市で自費訪問リハビリをお探しの方へ

自費訪問リハビリ整体「リ・サンテ」の取り組み

兵庫県宝塚市を中心に活動する「リ・サンテ」では、

  • 脳卒中後の歩行訓練
  • 立ち上がり訓練
  • バランス訓練
  • 転倒予防
  • 自宅環境での動作練習

などを行っています。

訪問リハビリでは、

  • トイレ
  • ベッド
  • 廊下
  • 玄関
  • 段差

など、

“実際の生活環境”で練習できる

という大きなメリットがあります。

病院では難しかった、

  • 自宅での立ち上がり
  • 実際のトイレ動作
  • 外出場面の歩行

なども実践可能です。

「兵庫県 自費リハビリ」
「宝塚市 訪問リハビリ」
「西宮市 脳卒中 リハビリ」
「伊丹市 自費リハ」
「川西市 歩行訓練」

などをお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

兵庫県宝塚市の自費訪問リハビリ整体 リ・サンテとは

自費訪問リハビリ整体リ・サンテは、兵庫県宝塚市にオープンした脳卒中の方や人工関節の手術をされた方、足腰にお悩みを抱えている方を始め様々な方に密着し自費(保険外)での自宅や施設への訪問型のリハビリ整体です。

リハビリ整体リ・サンテには医療機関で脳卒中後遺症の方や、人工関節の術後、骨折後などの身体を回復させるためのリハビリに従事し、高齢者のフレイル対策や介護予防、転倒予防の研修を受けた理学療法士(国家資格)の資格を持ったスタッフが在籍しています。

ここで培った知識を生かし、自宅や施設を訪問させて頂き、皆さんのお悩み事をを解決するために一人一人の身体の状態を把握し完全個別式のリハビリ&整体サービスを提供しています。

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この記事を書いた人

理学療法士免許を取得し回復期リハビリテーション病院、整形外科クリニック、訪問看護ステーションで骨折や脳卒中を始めとする様々な疾患のリハビリに従事。2022年10月に高齢者に向けた介護予防・転倒予防を目的としたリハビリ整体リ・サンテを立ち上げ現在は代表を務める。兵庫県宝塚市を中心に活動している。

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