兵庫県宝塚市を中心に訪問リハビリ整体を行う『リ・サンテ宝塚』では、脳卒中(脳梗塞・脳出血)の後遺症や、骨折・人工骨頭の手術後、あるいは慢性的な腰痛に悩む方へ、質の高い自費リハビリを提供しています。
この記事では、医療従事者も重視する最新のエビデンス(科学的根拠)に基づき、高齢者の転倒予防や自立支援に役立つ情報をお届けします。

「最近、歩くのが遅くなった」
「筋力が落ちてきた気がする」
「リハビリしているのに筋肉が戻りにくい」
「プロテインは結局、動物性と植物性どちらが良いの?」
このような悩みを持つ方は非常に多いです。
特に高齢者では、“筋肉量の低下”は単なる体力低下では済みません。
筋肉量が減少すると、
- 転倒
- 骨折
- 歩行障害
- 外出機会の減少
- 要介護
- 寝たきり
などにつながるリスクが高くなることが分かっています。
近年では「サルコペニア(加齢性筋肉減少症)」や「フレイル(虚弱)」という言葉も広く知られるようになり、
「どう筋肉を維持するか?」
は健康寿命を左右する重要なテーマになっています。
そして今、世界中で注目されているのが、
「植物性たんぱく質と動物性たんぱく質、どちらが筋肉に良いのか?」
という問題です。
最近では、
- ソイプロテイン
- 大豆ミート
- オートミルク
- プラントベース食品
など植物性食品が注目される一方で、
- 「筋肉には肉が必要」
- 「高齢者には動物性たんぱく質が重要」
- 「植物性では筋肉はつきにくい」
という意見もあります。
では、実際の科学的根拠(エビデンス)はどうなのでしょうか?
今回は2025年に発表された最新の大規模研究をもとに、
- 動物性 vs 植物性たんぱく質
- 高齢者の筋肉との関係
- サルコペニア・フレイル予防
- リハビリとの関係
- 実践的な食事戦略
について、一般の方にも分かりやすく解説します。
また、兵庫県宝塚市を中心に自費訪問リハビリ整体「リ・サンテ」を行っている臨床経験も踏まえてお伝えしていきます。
論文紹介
今回ご紹介する論文はこちらです。
「Effect of Plant Versus Animal Protein on Muscle Mass, Strength, Physical Performance, and Sarcopenia」
2025年に発表された、植物性たんぱく質と動物性たんぱく質の違いを比較したシステマティックレビュー・メタアナリシスです。
栄養学分野で信頼性の高い「Nutrition Reviews」に掲載されています。
この研究のエビデンスレベルは高い?
結論から言うと、
この研究のエビデンスレベルはかなり高いと言えます。
今回の研究は、
「システマティックレビュー+メタアナリシス」
という方法で行われています。
これは医学研究の中でも非常に信頼性が高い研究デザインです。
さらに、43本のランダム化比較試験(RCT)
を統合解析しています。
RCTとは、
- 比較対象がある
- バイアスを減らしやすい
- 因果関係を検討しやすい
という特徴があり、臨床研究として非常に質が高い方法です。
つまり今回の研究は、
「複数の質の高い研究をまとめた強いエビデンス」と言えます。
ただし、“完璧な研究”ではありません。
後ほど解説しますが、研究ごとの条件差など限界もあります。
研究目的
この研究の目的は、
「植物性たんぱく質と動物性たんぱく質で、筋肉量・筋力・身体機能に差があるのか?」
を明らかにすることでした。
特に高齢者では、
- 食欲低下
- 栄養不足
- 活動量低下
によって筋肉量が減少しやすくなります。
そのため、
「どんなたんぱく質を摂るべきか?」
は非常に重要なテーマです。
研究方法
研究者たちは、
- MEDLINE
- Embase
- Scopus
- Web of Science
などのデータベースを検索し、
条件を満たした43本のRCTを抽出しました。
対象
- 健康成人
- 高齢者
- 運動実施者
- サルコペニアリスクがある方
などが含まれていました。
介入方法
参加者は、
- 植物性たんぱく質
または - 動物性たんぱく質
を一定期間摂取しました。
植物性たんぱく質
- 大豆
- 米
- オーツ
- エンドウ豆
- プラントベース食品
など。

動物性たんぱく質
- ホエイ
- カゼイン
- 牛乳
- 卵
- 肉類
などが含まれていました。

比較した内容
研究では、
- 筋肉量
- 筋力
- 身体機能
- 運動パフォーマンス
- サルコペニア関連指標
などを比較しています。
つまり、
「どちらが実際の身体機能改善につながるのか?」
を調べていたわけです。
研究結果
動物性たんぱく質は筋肉量でやや有利
解析の結果、
動物性たんぱく質の方が、筋肉量増加にはやや有利
という結果でした。
これは、
- ロイシン含有量
- 必須アミノ酸バランス
- 消化吸収率
などが関係している可能性があります。
特にホエイプロテインは筋合成刺激が強いことで知られています。
などでは、
- 「植物性では筋肉がつかない」
- 「肉しか意味がない」
という極端な情報もあります。
しかし今回の研究では、差は“わずか”でした。
つまり、
「植物性たんぱく質でも十分筋肉維持は可能」
ということです。
高齢者では差がかなり小さい
さらに興味深いのが、高齢者では大きな差が認められなかったことです。
これは臨床的に非常に重要です。
高齢者では、
「何を摂るか」よりも、「必要量を継続的に摂れているか」
の方が重要な可能性があります。
実際の現場でも、
「肉は食べにくいけど豆腐なら食べられる」という高齢者は非常に多いです。
大豆たんぱく質はかなり優秀だった
今回特に注目されたのが、大豆たんぱく質です。

大豆は、
- 必須アミノ酸バランス
- 消化性
- 実用性
が比較的優秀で、牛乳由来たんぱく質と大きな差がないという結果でした。
これは日本人にとって非常に重要です。
なぜなら、
- 納豆
- 豆腐
- 味噌
- 豆乳
など、日本人は大豆食品を取り入れやすい文化だからです。
実践的には「組み合わせ」が重要
ここは現場でも非常に重要だと感じます。
植物性たんぱく質は種類によって、
- 必須アミノ酸
- 消化吸収率
に違いがあります。
そのため、
“組み合わせ”が非常に重要になります。
例えば、
「豆腐+ごはん」、「納豆+ごはん」のように、
- 大豆製品
+ - 穀類
を組み合わせることで、アミノ酸バランスがより整いやすくなります。
これは昔ながらの和食が理にかなっている理由の1つでもあります。
つまり、「植物性だからダメ」ではなく、「どう組み合わせるか」が重要なのです。

筋力や身体機能には大差がなかった
研究では、
- 握力
- 身体機能
- 運動パフォーマンス
には大きな差がありませんでした。
つまり、
「筋肉量だけで健康は決まらない」ということです。
実際に重要なのは、
- 歩けるか
- 転ばないか
- 立ち上がれるか
- 外出できるか
です。
これは理学療法でも非常に重要な視点です。
この研究の限界
ここはかなり重要です。
エビデンスレベルは高いですが、
「絶対的な答え」
ではありません。
限界① 研究ごとの条件差
各研究では、
- 年齢
- 摂取量
- 運動量
- トレーニング内容
- 食事背景
などが異なります。
つまり、
完全に同条件ではありません。
限界② 植物性たんぱく質にも種類差がある
「植物性」と一括りにされていますが、
- 大豆
- 小麦
- 米
- エンドウ豆
では栄養価が異なります。
特に大豆はかなり優秀です。
そのため、
「植物性=全部弱い」
という解釈は正確ではありません。
限界③ 筋肉量と生活機能は別問題
今回、
筋肉量には差がありましたが、
- 歩行能力
- 日常生活能力
- 身体機能
には大差がありませんでした。
つまり、
「筋肉量だけ増えても生活機能改善とは限らない」
ということです。
理学療法士として本当に重要だと感じること
臨床現場では、
「運動だけ頑張っている方」が非常に多いです。
しかし、
栄養不足では筋肉は増えにくいのです。
特に高齢者では、
- 食欲低下
- 低栄養
- たんぱく質不足
が隠れていることが少なくありません。
リハビリ 期限切れ後こそ重要
病院や介護保険のリハビリには期限があります。
しかし本来、サルコペニアやフレイルでは、
“長期的な運動継続”が重要です。
実際には、
- リハビリ終了
↓ - 活動量低下
↓ - 筋力低下
↓ - 外出減少
という悪循環が非常に多く見られます。
自費リハビリの役割
最近では、
- 「もっとリハビリを続けたい」
- 「制度だけでは足りない」
- 「歩けなくなりたくない」
- 「転倒を予防したい」
という理由で、
「兵庫県 自費リハビリ」
を探される方が増えています。
兵庫県宝塚市を中心にリハビリを行っている自費訪問リハビリ整体「リ・サンテ」でも、
- 歩行分析
- バランス評価
- 筋力評価
- 自主トレーニング
- 栄養アドバイス
などを組み合わせてサポートしています。
まとめ
- 動物性たんぱく質は筋肉量でやや有利
- ただし差は大きくない
- 高齢者では差がかなり小さい
- 大豆たんぱく質は非常に優秀
- 植物性でも組み合わせ次第で十分対応可能
- 筋力や身体機能には大差なし
- 栄養と運動の組み合わせが最重要
- 研究には条件差など限界もある
ということです。
つまり本当に重要なのは、
「継続できる栄養」と「継続できる運動」
です。
最後に
筋肉は何歳からでも変化します。
しかし、
- 運動だけ
- 栄養だけ
- マッサージだけ
では不十分です。
大切なのは、
“科学的根拠に基づいた継続”です。
もし、
- リハビリ終了後が不安
- 転倒予防したい
- 歩行を改善したい
- 自宅で専門的なリハビリを受けたい
という方は、一度ご相談ください。
兵庫県宝塚市を中心に、自費訪問リハビリ整体「リ・サンテ」として、医学的根拠に基づいたサポートを行っています。
兵庫県宝塚市の自費訪問リハビリ整体 リ・サンテとは
自費訪問リハビリ整体リ・サンテは、兵庫県宝塚市にオープンした脳卒中の方や人工関節の手術をされた方、足腰にお悩みを抱えている方を始め様々な方に密着し自費(保険外)での自宅や施設への訪問型のリハビリ整体です。
リハビリ整体リ・サンテには医療機関で脳卒中後遺症の方や、人工関節の術後、骨折後などの身体を回復させるためのリハビリに従事し、高齢者のフレイル対策や介護予防、転倒予防の研修を受けた理学療法士(国家資格)の資格を持ったスタッフが在籍しています。
ここで培った知識を生かし、自宅や施設を訪問させて頂き、皆さんのお悩み事をを解決するために一人一人の身体の状態を把握し完全個別式のリハビリ&整体サービスを提供しています。


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